Devin の説明が記事ごとに違う理由
「Devin って何なの?」「入れたほうがいいの?」と社内で聞かれて調べると、記事ごとに書いてある料金や製品の説明が違います。この 1 年で Devin そのものが大きく変わったからです。2026 年 4 月に料金が改定されて旧 Core プランと Team プランが廃止され、6 月にはエディタの Windsurf が「Devin Desktop」に名前を変えました。いまの Devin は、クラウドで動く AI エンジニアに加え、エディタ・CLI・コードレビューまでをまとめた製品群の名前です。
この記事では、Devin とは何か、料金、使い始めの手順、Windsurf との関係、Claude Code・Cursor・Codex との違いと使い分け、会社で入れる前に決めることを順に整理します。料金と仕様は、2026 年 10 月 5 日に Cognition の公式の料金ページ・ドキュメント・ブログ・リリースノートで確認した内容です。
Claude Code の始め方は Claude Code の使い方、料金は Claude Code の料金 にまとめています。この記事では Devin との比較に必要な範囲だけを扱います。
Devin とは — Cognition の自律型 AI ソフトウェアエンジニア
Devin は、米国の Cognition が開発する自律型の AI ソフトウェアエンジニアです。読み方は「デビン」です。公式ドキュメント は、Devin を「コードを書き、実行し、テストできる自律型の AI ソフトウェアエンジニア」と説明しています。タスクを渡すと、クラウド上の仮想マシン (VM) の中でシェル・エディタ・ブラウザを使って作業し、プルリクエスト (PR) の作成までこなします。
どこまで任せられるかについて、公式は「人が 3 時間以内でできる作業なら、たぶんこなせる」という目安を出しています。それより長い作業は、小さなセッションに分けるよう勧めています。
公式が挙げる得意な作業は次の 4 つです。
| 分類 | 公式が挙げる例 |
|---|---|
| たまる前に並列で片づける | Linear・Jira のチケット、新機能の実装、バグ報告、アプリのテスト |
| 移行・リファクタリング | JavaScript から TypeScript への移行、フレームワークの更新、共通化 |
| 繰り返し発生する開発作業 | PR のレビュー、コードベースへの質問、バグの再現と修正、単体テストの追加 |
| 顧客向けのエンジニアリング | 新しい API との連携、デモの作成、プロトタイプ、社内ツール |
使い方の型として公式が紹介しているのは、Slack や Microsoft Teams でバグを議論しているスレッドで Devin をタグ付けする方法と、朝に ToDo から作業を切り出して渡し、レビュー待ちの PR として戻ってくるのを待つ方法です。人が画面の前にいない時間に作業を進める前提で作られている点が、Devin の出発点です。
Devin の製品の全体像
2026 年 10 月時点の「Devin」は、次の製品をまとめた名前になっています。料金ページと公式ドキュメントの区分に沿って並べます。
| 製品 | どこで動くか | 何をするか |
|---|---|---|
| Devin Cloud (Devin の本体) | Cognition のクラウドの VM | タスクを受けて実装・テスト・PR 作成まで進める。Web・Slack・Teams・API から依頼 |
| Devin Desktop | 手元の PC (旧 Windsurf のエディタ) | エディタとエージェントの管理画面。手元のエージェントとクラウドの Devin を扱う |
| Devin CLI | 手元のターミナル | 手元で動くエージェント。/handoff で作業をクラウドの Devin に渡せる |
| Devin Review | Web (GitHub・GitLab などの PR) | PR のレビュー。指摘への自動修正 (Auto-Fix) と組み合わせられる |
| Ask Devin・DeepWiki | Web | コードを変えずにコードベースへ質問し、作業を計画する。リポジトリの解説を自動生成 |
Devin Cloud の VM には、シェル・エディタ・ブラウザがそろっています。作業の途中で人がエディタに入り、コマンドを実行したりコードを直したりもできます。公式ドキュメントには、Windows や macOS の VM、Android のエミュレーターで動かす手順も載っています。
日本語への対応では、2026 年 6 月 17 日のリリースノートで、製品の日本語の翻訳が 100% そろったと告知されています。公式ドキュメントにも日本語版があります。
Windsurf との関係と Cognition の現在
Windsurf は、AI 機能を組み込んだエディタとして広く使われていた製品です。Cognition の公式ブログ「One Year of Building Together」によると、Cognition と Windsurf は 2025 年 7 月に統合しました。同じ記事で Cognition は、当時 Windsurf のメンバーの多くが Google に移っていたことにも触れています。
その後、2026 年 6 月 2 日に Windsurf は Devin Desktop に名前を変えました。公式の Devin Desktop FAQ に書かれている変更点は次のとおりです。
- エディタ・拡張機能・キー操作・設定はそのまま引き継がれる。プランと料金は変わらない
.windsurfrulesと.windsurf/rules/は引き続き読まれる。新しい置き場所は.devin/rules/で、こちらが優先される。AGENTS.mdも読み、.cursor/rulesを取り込める- 手元で動くエージェントは、Cascade から Devin Local に置き換えられた (公式の FAQ は Cascade を 7 月まで使えるとしていた)
- Windsurf の JetBrains プラグインは保守のみの状態になり、ACP 経由で Devin を使う方法が案内されている
- アプリ名が Windsurf から Devin に変わる。端末管理 (MDM) で許可するアプリを登録している会社は、Devin を許可リストに足す必要がある
会社としての Cognition は、2026 年 4 月 9 日に日本への進出を発表しました。公式ブログには、同年 9 月 8 日に評価額 480 億ドルで 20 億ドルを超える資金調達 (シリーズ E)、9 月 25 日に年換算の売上が 10 億ドルを超えたことが載っています。どれも Cognition 自身の発表です。
FIXITWindsurf を使ってたチームは、何かやり直しになるの?
Tsumiki設定とルールはそのまま引き継がれます。見直すのは、端末管理の許可リストと、JetBrains で使っていたかどうかです。
FIXITえっ、名前が変わるだけでアプリが使えなくなるの?
Tsumiki許可したアプリ名で判定していると、Devin という名前のアプリは止められることがあります。
Devin の料金 (2026 年 10 月 5 日時点)
公式の料金ページ と 料金のドキュメント に載っているプランは次のとおりです。金額は月額の表示価格 (USD) です。
| プラン | 月額 (USD) | 人数 | 主な内容 |
|---|---|---|---|
| Free | 0 | 1 人 | Devin Desktop のインライン編集と Tab 補完は無制限。エージェントの利用は少量で、モデルは限定 |
| Pro | 20 | 1 人 | 日次・週次の利用枠。主要各社のモデル。Devin Cloud が使える |
| Max | 200 | 1 人 | Pro より多い週次の利用枠 (日次の上限なし) |
| Teams | 80 から (フル席 1 人 40、フレックス席 無料) | 最大 200 人 | 共有と共同作業、一括請求、管理画面 |
| Enterprise | 個別見積もり | — | SAML/OIDC の SSO、自社の VPC へのデプロイ、専任の担当 |
料金ページは Teams を「チームプラン 80 ドル + フル席 40 ドル」と表示していますが、ドキュメントでは 80 ドルは最低額で、フル席 2 席で満たされます。
料金の仕組みで押さえておくことは 4 つです。
- 有料プランの利用枠は自動的に戻る (Pro とフル席は日次と週次、Max は週次だけ)。使い切ったあとは、前払いのクレジット (on-demand credits) から API 価格で引かれる。クレジットは翌月に繰り越せ、自動補充も設定できる
- Teams は月 80 ドルが最低額。フル席は 1 人 40 ドルで、Pro と同じ量の利用枠と Devin Desktop が付く。フレックス席は無料だが、チームで共有するクレジットから引かれ、Devin Desktop は使えない。よく使う人にフル席、たまに使う人にフレックス席を割り当てる設計
- Enterprise だけは、注文書の単価で ACU (Agent Compute Unit) という単位で課金される
- Devin の Pro・Max・Teams では、ChatGPT の Plus か Pro のアカウントを連携すると、GPT のモデルを使った分を ChatGPT 側の利用枠から引ける
どれだけ消費するかは、作業の量と複雑さ、VM の稼働時間などで決まります。返答待ちやテストの実行待ちの間はほとんど消費せず、既定では 30 分操作が無いと Devin はスリープして消費が止まります。公式は、範囲を絞ったタスクを短いセッションで渡すことを、消費を抑えるコツとして挙げています。
補足
2026 年 4 月 14 日に告知された改定で、旧 Core プラン (月額の下限が無い従量課金) と旧 Team プラン (月 500 ドル) は廃止されました。Core の利用者は Free に移っています。あわせて、Ask Devin の Deep Mode、Devin Review (2 週間の無料試用のあと。公開リポジトリは無料)、DeepWiki の高品質な生成モードが従量課金になりました。通常の DeepWiki は無料のままです。「Core 20 ドル・Team 500 ドル・1 ACU ≒ 15 分」と書いている記事は、改定前の情報です。
日本の消費税については、公式の料金ページ (日本語版を含む)・ドキュメント・ブログを確認しましたが、日本の顧客向けの告知は見つかりませんでした。利用規約 には、料金と「適用される税」を支払い方法に請求すると書かれているだけです。経理に回す前に、請求書に消費税がどう載るか、適格請求書として扱えるかを Cognition に確認してください。
Devin の使い方
公式ドキュメントに沿って、始めるまでの流れを 4 段階で示します。
1. アカウントを作り、リポジトリをつなぐ
app.devin.ai でサインアップし、GitHub・GitLab・Bitbucket のいずれかを接続します。GitHub では、Devin が触れるリポジトリを選んで許可できます。最初は検証用のリポジトリだけに絞ると、影響の範囲を管理しやすくなります。
2. リポジトリのインデックスと環境を用意する
公式は、最初のセッションの前にリポジトリのインデックス作成と環境設定を済ませるよう求めています。環境設定では、依存関係のインストール、ツール、環境変数、シークレットを登録し、セッションが毎回そろった状態で始まるようにします。リポジトリに AGENTS.md を置くと Devin が読みます。公式によると、自動で読み込まれるのは各ファイルの先頭 16 KiB までなので、重要な指示は冒頭に書きます。
3. Ask で計画し、Agent で実行する
セッションには Ask と Agent の 2 つのモードがあります。
- Ask は、コードを変えずにコードベースへの質問と作業の計画をするモード
- Agent は、実装・コマンドの実行・PR の作成まで進めるモード
公式は、計画が固まっていない作業なら Ask から始めて計画を作り、それを Agent に送る流れを勧めています。Agent では、軽い作業向けの Lite、標準の Normal、難しい作業向けの Ultra などから、作業に合わせて選びます。
4. 仕事の入口を増やす
慣れてきたら、Slack・Microsoft Teams・Jira・Linear から Devin に頼めるようにします。Automations を使えば、スケジュールや GitHub のイベントを起点にセッションを始められます。手元で作業したいときは Devin CLI を入れ、長くかかる作業だけを /handoff でクラウドに渡します。
curl -fsSL https://cli.devin.ai/install.sh | bash任せるタスクの書き方
公式のガイド は、タスクを渡す前に次の 3 点を確かめるよう求めています。
- 完了条件を書けるか。テスト・CI・確認できる結果があるタスクほど成功しやすい
- 文脈は足りているか。関係するファイル、従うべき既存の書き方、資料を渡す
- 分けたほうがよいか。大きな作業は小さなセッションに分け、並列に回す
旧版のこの記事では「明確に切り出され、成否を機械的に検証できるタスク」なら任せられると書きました。公式の推奨も同じ方向です。テストや CI が整っていないリポジトリでは、Devin が結果を確かめる手段が乏しく、確認の手間が人の側に残ります。
Claude Code・Cursor・Codex との違い
2026 年 10 月時点では、Claude Code・Cursor・Codex にも、クラウドで作業を任せる機能があります。Claude Code は Web 版や Routines で長い作業や定期の作業を任せられ、Cursor はクラウドエージェントが隔離された VM で動き、Codex は Codex Cloud でタスクを実行します。「Devin だけが自律的に動く」という説明は、もう当てはまりません。
違いが出るのは、仕事の渡し方・使えるモデル・料金の単位です。各社の公式ドキュメントと料金ページで確認した内容を並べます。
| 項目 | Devin | Claude Code | Cursor | Codex |
|---|---|---|---|---|
| 中心になる使い方 | クラウドの VM で動く Devin に仕事を渡す | ターミナルやエディタで任せる | エディタで書きながら AI を呼ぶ | ChatGPT のアプリや CLI から任せる |
| クラウドで任せる機能 | Devin Cloud | Web 版・Routines | クラウドエージェント | Codex Cloud |
| 手元で動かす手段 | Devin CLI・Devin Desktop | CLI・IDE 拡張・デスクトップアプリ | エディタ・CLI | CLI・IDE 拡張・デスクトップアプリ |
| 仕事の入口 | Web・Slack・Teams・Jira・Linear・API・自動化 | ターミナル・IDE・Web・モバイル・Slack・GitHub Actions・Routines | エディタ・Web・Slack・Teams・Jira・Linear・GitHub・API | ChatGPT のアプリ・CLI・IDE 拡張・Slack・Teams・Linear・GitHub |
| 使えるモデル | 複数社のモデルと自社の SWE-2 | Claude のモデルだけ | 複数社のモデルと自社のモデル | OpenAI のモデル |
| 個人の有料プランの最低額 (USD) | Pro 20 | Claude Pro 20 | Pro 20 | ChatGPT の各プランに含まれる |
| プロジェクトの規約 | AGENTS.md (Desktop は .devin/rules/ も) | CLAUDE.md・AGENTS.md | .cursor/rules・AGENTS.md | AGENTS.md |
表のとおり、仕事の入口の多さはどのツールも近くなっています。そのうえで Devin を分ける点は次の 3 つです。
- チケットやチャットから頼まれた作業を、クラウドの VM で最後まで進める作り。手元のエージェントからの Handoff もできる
- モデルを 1 社に寄せない。Cognition は「ロックインなし」を掲げ、作業に合わせて複数社のモデルと自社のモデルを使い分ける。Claude Code は Claude のモデルだけ
- 料金の単位が独自。個人とチームは利用枠とクレジット、Enterprise は ACU で課金される。ほかのツールの料金と単純に並べにくいため、試用期間に使用量の画面で実際の消費を確かめる
Cursor と Claude Code の違いは Cursor と Claude Code の比較、Claude Code と Codex の違いは Claude Code と Codex の実務比較 で詳しく扱っています。
使い分けの判断軸
どれか 1 つに絞るより、いまの開発の流れのどこに差し込むかで考えるほうが判断しやすくなります。次の表は、上の比較から導いたこの記事の整理です。公式が推奨している組み合わせではありません。
| いまの状況 | 向く選択 |
|---|---|
| エディタで自分が書く時間が長く、補完と対話で速くしたい | Cursor (Windsurf を使っていたなら Devin Desktop)。Devin Cloud を足す理由は小さい |
| 仕様を渡して、手元で複数ファイルの変更とテストまで任せたい | Claude Code か Codex。Devin CLI も同じ使い方ができる |
| Slack・Jira に積もった小さなチケットを、並列で片づけたい | Devin Cloud か Cursor のクラウドエージェント |
| 決まった時間やイベントで、依存関係の更新やエラーの調査を回したい | Devin の Automations、Claude Code の Routines、Cursor の Automations など |
| 使うモデルを 1 社に固定したくない | Devin か Cursor |
| 社内の規約やデータの扱いを、すでに契約している 1 社にそろえたい | 契約済みのベンダーのツール (Claude なら Claude Code など) |
併用も現実的です。公式ドキュメントが案内している Devin Handoff を使うと、Claude Code・Codex・Cursor などで作業している途中から、Devin のクラウドのセッションへ作業を渡せます。リポジトリとブランチに加えて、未コミットの差分も渡されます。手元では使い慣れたエージェントで調べて方針を決め、VM やブラウザが要る作業や長くかかる作業だけを Devin に渡す、という分担ができます。差分が送られるため、渡したくない変更は先にコミットするか退避しておきます。
AI コーディングツール全体を、目的・チーム規模・ガバナンス・予算から選ぶ枠組みは AI コーディングツールの選び方 にまとめています。
FIXITじゃあ、Claude Code を使ってるチームは Devin もいるの?
Tsumiki手元を空けたまま、チケットをクラウドで並列に片づけたいなら、足す価値があります。
FIXITそれ以外なら、いまのままでいいってこと?
Tsumikiはい。迷うなら、機密の無いリポジトリで Pro を 1 か月試すのが早いです。
会社で入れる前に決めること
Devin はクラウドでリポジトリを触り、PR を出します。契約の前に、少なくとも次の 4 つを決めておきます。
学習への利用をどう扱うか
公式のセキュリティのページ では、既定ではデータがモデルの学習に使われる場合があるとしています。有料プランでは Data Controls の設定で学習への利用をオフにでき、オフにするとモデル提供元とのゼロデータ保持も有効になります。Teams でこの設定を変えられるのは管理者だけです。Enterprise は、書面による事前の同意なく学習に使わないとしています。Free プランで社内のコードを扱うかどうかも、ここで決めます。
どのリポジトリに触らせるか
GitHub の連携では、Devin が触れるリポジトリを選べます。最初は検証用か、影響の小さいリポジトリに絞ります。シークレットは、プロンプトに直接書かず、Devin の Secrets 機能に登録します。
レビューとマージの関門をどこに置くか
公式自身が、Devin はハルシネーションを起こしたり、バグや安全でないコードを入れたりすることがあると書いています。そのうえで、人間のエンジニアの成果物と同じように、コードレビューとブランチ保護を設定することを勧めています。Devin が出した PR も、CI が通り、人が承認してから取り込む流れにします。決済・認証・データ移行のように失敗の影響が大きい変更は、Devin に丸ごと渡さず、計画を Ask で一緒に作り、変更は小さな PR に分けます。
注意
Devin Review の Auto-Fix を有効にすると、レビューの指摘や CI の失敗に Devin が自動で対応します。人が見る前に PR が更新されていくため、マージの判断だけは人に残る設定になっているかを確かめてください。
使用量の上限を誰が管理するか
有料プランは利用枠を超えるとクレジットから引かれ、自動補充を設定していれば補充も続きます。管理者は自動補充の条件と、セッションごとの使用額の上限の既定値を設定できます。Enterprise では、組織ごとと利用者ごとに ACU の上限をかけられます。試用期間に誰が使用量の画面を見るかを決めておくと、請求額に驚かずに済みます。
FIXIT の運用 — いまの標準構成に足すかどうかで考える
FIXIT は AI 駆動開発のクリエイティブスタジオとして、Claude Code と Cursor を主軸に、Gemini や ChatGPT も用途に応じて使い分けています。コードベース全体を扱う実装は Claude Code か Cursor、エディタでの補完は Cursor か Gemini Code Assist、調査やスパイクは ChatGPT や Claude.ai という棲み分けが、AI 開発ツール定着支援 で公開している標準の構成です。この構成に Devin は含めていません。
Devin のようなツールを足すかどうかは、ツールの性能より、いまの開発の流れのどこに入れるか、誰が使用量とデータの扱いを管理するかで決まります。定着支援では、試用から限定運用、チームへの展開、CI への組み込み、組織の標準化までの 5 段階で、ツールの組み合わせとガバナンスを一緒に設計します。
まとめ
Devin は、Cognition の自律型 AI ソフトウェアエンジニアです。クラウドの VM で実装からテスト、PR の作成まで進めます。2026 年には、Windsurf を引き継いだ Devin Desktop、Devin CLI、Devin Review までを含む製品群の名前になりました。料金は Free・Pro 月 20 ドル・Max 月 200 ドル・Teams 月 80 ドルから・Enterprise で、4 月に告知された改定より前の Core と Team は廃止されています。Claude Code・Cursor・Codex もクラウドで任せる機能を持つため、選ぶときの分け目は「どこから仕事を渡すか」と「モデルを 1 社に寄せるか」です。
次の一歩は、機密を含まない検証用のリポジトリを 1 つ決め、Pro で 1 か月、完了条件を書ける小さなチケットを数件渡して試すことです。そのうえで、学習への利用の設定、触らせるリポジトリ、レビューの関門、使用量を見る担当を決めてからチームに広げます。いまのツールの組み合わせに Devin を加えるかを判断したい方は、お問い合わせ からご相談ください。



